さて、この記事ではサイトの育て方…というか、
キーワードの狙い方…というか、そんなお話をしたいと思います。
…ちょっと抽象的でわかりにくかったらごめんなさいね。
もう少し具体的に言うと
サイトは最初から大きなキーワードで上位表示を狙わずに、
小さなキーワードから徐々に上位表示を狙っていこうね、という話です。
この記事の目次
サイトのキーワードの考え方
ここでいう大きなキーワードというのは、
検索ボリューム(需要)が大きいキーワード、
小さなキーワードとは
検索ボリューム(需要)の小さいスモールキーワードのことを指します。
別に商標サイトに限ったことではないのですが、
わかりやすいように、ここでは商標サイトを例に話を進めますね。
例えば…
「ソロモンサプリ」というサプリがあったとして(何に効くんだろね?)
「ソロモンサプリ」という商標単体で上位表示を狙うか、
「ソロモンサプリ+口コミ」「ソロモンサプリ+効果」
「ソロモンサプリ+効果+あやしい」みたいな複合語で上位表示を狙うかということです。
あまりビッグワードだと現実味がないので
「ソロモンサプリ」という商標単体だと月間検索ボリュームが2,000くらいだとしましょうか。
「ソロモンサプリ+効果」だと月間検索ボリュームは500、
「ソロモンサプリ+効果+あやしい」だと月間検索ボリュームが50だったとします。
※月間検索ボリュームについて(その1)
一か月間にそのキーワードが何回検索されるかという目安です。
中には「検索ボリュームは一切気にしない」とおっしゃるサイトアフィリエイターさんも
結構いらっしゃいますが、私は一応検索ボリュームをチェックしています。
実際、検索ボリュームは成約数とは直接関係がないかもしれませんが、
検索ボリュームが極端に少ないキーワードでサイトを作るのは
「なんとなく気分が乗らない」という私の個人的モチベーションの問題です(笑)
※月間検索ボリュームについて(その2)
月間検索ボリュームを何で調べるか、なんですが
無料でやるならこちらのツール Ubersuggestが便利かなと思います。
サーチコンソールだと、無料のプランは「100~1000」「1000~10000」みたいな
アバウトな数字しか出ませんけど、Ubersuggestはまぁまぁ正確な数字を出してくれます。
ちょっと、動作が重たいし、時々壊れてますけど・汗
追記 2020/2/17
Ubersuggestがほぼ有料化されてしまいました。
無料でも使えるのですが、機能がかなり制限されるようになり…
Googleの傘下に入ってからサービスの低下が著しいですね。
月額1,000円払えばかなり充実した機能を使うことができますが。
話を戻します~。
で、サイトをつくるキーワードを考えたとき
月間検索ボリュームが2,000の「ソロモンサプリ」という商標単体で上位表示を狙うのと
月間検索ボリュームが50しかない「ソロモンサプリ+効果+あやしい」で上位表示を狙うのでは
ライバルの数を考えても、難易度が全然違うわけですよね。
「あー、商標単体で上位を狙いたいんだけど、無理か~」と
ここで諦めそうになりますが、必ずしも諦める必要はありません。
いきなり商標単体での上位表示を目指さず、
最初は2語、3語の複合キーワードで上位表示を狙えばいいんです。
まずはアクセスがあることが大事
いうまでもなく「ソロモンサプリ」という商標単体で上位表示を狙うより、
「ソロモンサプリ+口コミ」「ソロモンサプリ+効果」
「ソロモンサプリ+効果+あやしい」といった2語、3語のキーワードで上位表示を狙った方が、
一般的にはライバルも少ないし、上位表示しやすいですよね。
今のGoogleは検索順位を決める際、
「アクセスがあるか、ないか」をかなり重要視していると感じます。
このアクセスも大量にある必要はなく、
それこそ一日5アクセス程度しかなかったとしても大きな加点ポイントになりそうです。
ですから、商標単体で狙って20位にいてアクセスがゼロ…よりも、
3語のキーワードで1位にいて、一日に5アクセスでもある方が
そのサイトの評価を大きくアップしてくれる可能性があるんですよね。
大切なことは
・2語、3語の小さいキーワードで上位表示し
・少ないながらもアクセス流入を獲得する
ということです。
リンクのアンカーテキストを段階的に変化させていく
こちらの図を見てください。
これは、ある商標狙いのペラサイトの順位変動です。
リンクSEOを行う際に、初期のうちはアンカーテキストを
「商標+口コミ」にしてリンクを付けていきました。
この段階では、商標単体の検索順位は40位台をウロウロしていたわけですが、
実は「商標+口コミ」では4位から5位くらいにいました。
この辺の順位にいると、少しずつアクセスが入り始めます。
アクセスの流入があることを確認して、
被リンクのアンカーテキストを「商標単体」に切り替えて
一気に商標単体での上位表示を狙いに行ったわけです。
その結果、上図のような狙いどおりの動きで
商標単体で4位まで上昇という結果になってくれました。
こうした「2語,3語→単体」という2段階噴射のリンク入れは
なかなか効果的で、SEO的にも理にかなっているのではないかな、という気がしています。
上記のような被リンクの運用を考えた場合、
リンクのアンカーテキストを自由に設定できる環境はとても大切ですね。
被リンクシステムのスキャットマンならば
アンカーテキストの設定も自由にできるので
こうした点の使い勝手の良さも実感できているところです。