くり返されるGoogleのアップデートで
突如、検索結果から弾き飛ばされ、
お星さまになってしまったサイトたち…
まぁ、慣れっこになってきたとはいえ、
ある程度の報酬を生んでくれていたサイトであれば、
しばらくは膝を抱えて、ひとり落ち込むこともありますよね。
でも、そこで、
「負けないこと」
「投げ出さないこと」
「逃げ出さないこと」
「信じ抜くこと」
が、大事MANブラザーズバンドアフィリエイターの心意気(・・・古い)。
正直、ペナルティーを喰らった理由が
・質の悪い被リンクが問題になったのか、
・「YMYLアップデート(※)」に引っかかったのか、
・コアアルゴリズムの変更だったのか、https://affili-labo.com/wp-admin/post.php?post=43&action=edit#category-add
判断することは非常に難しいのですが
(サーチコンソールで手動ペナのメッセージが確認されれば話は別ですが)
ペナったサイトの復活とリベンジに
一度はトライしたいというのが人情じゃないでしょうか。
この記事の目次
ドメイン載せ替えは今でも有効なのか?
ペナルティーを受けたサイトの復活方法として
もっともポピュラーなのは「ドメイン載せ替え」ではないかと思います。
つまり、ペナったサイトをサーバーから削除し、
インデックスが消えるのを待つなり、
サーチコンソールでインデックスの削除リクエストをするなりして、
その後、新たなドメインに載せ替えて
そのサイトを再びアップしようというものですね。
このドメイン載せ替えという手法、今でも効果があるのか?
という疑問を持たれる方もいると思いますが、
結論から言えば、私の経験上では「今でも効果あり」です。
しかも、「YMYL系」のサイトであっても見事復活して
再び検索上位を勝ち取っているケースが複数あります。
ただ・・・
以前よりちょっと気をつけるべき点があるのは事実。
かつては、このドメイン載せ替え、
タイトルとキーワード、META説明文をちょっと変更し、
テキストもほんの少し、軽くリライトする程度でアップすれば
問題なく、検索順位の復活を勝ち取ることができましたが、
今は「軽いリライト」程度では、
なかなか検索順位を戻すことは難しくなりました。
キチンとインデックスされても
100位圏内にさえ入ってこない、と。
おそらく軽くリライトしただけだと
「重複コンテンツ」とみなされて
サイトの評価が著しく低くなるからなんでしょうね。
え?
重複コンテンツになるの?
インデックス削除してるのに?
と思われるかもしれませんが・・・
ここからは、あくまでも推測の域の話になり、
私見となってしまうのですが、その上でお読みください。
Googleの持っているビッグデータの量は、
近年激しく増加しているといいます。
(Big Table = でっかいテーブルと呼ぶらしいです)
仮に、インデックスを削除したとしても
ビッグテータの中には過去サイトのデータがきっちりと収容されていて、
「あ、これ、前にペナにしたサイトのやり直しじゃーん!」(By Google)と
見破られてしまうのではないかと。
ましてや、コンテンツが似ているだけでなく、
同じテンプレート、同じサーバーを使っての再アップであれば
余計に見破られてしまう危険が高まるのではないでしょうか。
じゃあ「ドメイン載せ替え」、どうすればいいのか?
もちろんベストな方法は、
旧サイトのリライトなどではなく、
完全に新規のコンテンツを書き上げてアップすること。
ま、それってもはや「ドメイン載せ替え」じゃないですけど(笑)
ましてやYMYL系のサイトであれば、内容がどうであれ、
アフィリサイトそのものが排除されてしまう恐れもあるわけですから、
そんな不確かなもののために新規のコンテンツを書き上げるのも
非常に気の進まない作業になってしまいますよね。
そこで、私が実際にやっていて
比較的いい結果が出ている方法をお伝えしておきたいと思います。
なるべく面倒がなく、
仮に失敗したとしても腹の立たないレベルの作業です。
くり返しますが、これは私見であり、
私にとっては良い結果をもたらしてくれていますが、
誰にも確実に効果があるとは限りませんので、
その点は自己責任にてお願いいたします。
・・・まるで「薬機法」の注釈みたいですが(苦笑)
ポイントは「●●率を下げる」こと
私がやっている方法は、
「類似率を下げる」という方法です。
つまり、ペナった旧サイトと、
新たなドメインでアップするサイトの類似性、
似ている部分のパーセントを下げてしまえば、
「重複コンテンツ」とはみなされないだろう、という方向の考え方です。
勘のいい方ならお気づきだと思いますが、
コンテンツの書き換えをほとんどせずに「類似率」を下げる方法・・・
それは、コンテンツを増やしちゃう、ということですね。
例えば、旧サイトの文字数が8,000文字あったとして、
新サイトの方は、これにさらに8,000文字足して16,000文字にしてしまえば、
2つのサイトの類似率は、一気に50%にまで下がります。
もし、さらに8,000文字足して24,000文字になれば、
旧サイトとの類似率は33%。
もう、ここまでくれば重複コンテンツを取られる危険は
極めて低くなっていると思います。
(経験上では40%台になれば、ほぼ大丈夫です)
類似率は、こんな無料ツールでチェックできます。
⇒ Similar Page Checker
でもさ、コンテンツを足すの、結局面倒じゃん。
ですよね。
コンテンツの増量のために
それだけの文章を書くのはバカバカしい。
で、そんな時に強い味方になってくれるのが
このツールです。
お役立ちツールを紹介します。
この「Cワード」。
簡単に言えば、
そのキーワードで上位表示されているライバルサイトの共起語、
つまり、そのキーワードに関連して出現する語句を
ツールが持っているひな形の文章の中に
適当に散りばめて文章を作ってくれるもの。
くわしくは公式ページで確認していただきたいと思いますが、
ひな形の文章に、共起語を無理やりブチ込むわけですから、
文章としての意味は「???」なものです。
でも、Googleから見ると
「ちゃんとキーワードも共起語も入ってるし、
なかなか真面目なコンテンツじゃないのー」って認めてもらえます。
偵察サイトで使うコンテンツくらいなら、
外注費なんて使わなくても、このCワードレベルの文章で充分です。
・旧サイトを念のため、軽ーーくリライト
・Cワードで作ったデタラメ文章で増量
これでアップして、
きっちり検索に引っかかるようになるか偵察するわけです。
この方法で、一度ペナったサイトも、
かなり高い確率で元の検索順位近くまで戻すことができています。
でもね、この方法、ひとつだけ問題があるんです。
この方法で上位表示されたあと、
Cワードで増量したデタラメ部分をどうするか?です。
こんな適当なコンテンツはユーザーには見てほしくないし、
かといって、削除すればコンテンツ量が減るし、
類似率も高くなってしまう…
では、どうするか。
この点については、また別の機会にお話ししますね。
くどいですが、あくまで私の実験、検証の結果です。
Googleのアルゴリズムの本当のことは中の人にしかわかりません。
異論、反論、オブジェクションしないでくださいね。(これまた古い)
※【YMYLアップデート】
Googleの大規模なアップデートのひとつで、
美容系、健康系、金銭系の
アフィリエイトサイトなどが大きな影響を受けました。
「YMYL」というのは、
「Your Money or Your Life」の略で、
ユーザーの財産、健康、安全、生命などのことを指し、
これらの情報については専門性・権威性の低いのサイトは
検索結果から締め出されてしまう傾向が強くなりました。
厳密には美容系、健康系、金銭系のジャンルだけではなく
徐々に幅広いジャンルにアップデートの影響が拡がってきているようです。