この記事では、
サイト(記事)の評価基準のひとつである
「UX(ユーザーエクスペリエンス)」とは何なのか?
について、私なりの考えをまとめてお伝えします。
結論から言えば、今後の検索エンジン対策、
SEOに取り組むに当たっては「UX」を意識することが
より一層不可欠なものになってきたと考えます。
というのも、UXが、Googleの提唱する
「E-A-T(イート)」とも深く関係していると考えられるからなんです。
この記事の目次
UX(ユーザーエクスペリエンス)ってなに?
そもそも「UX(ユーザーエクスペリエンス)」とは
何なのか?って話ですが・・・
これはその名のとおり
「ユーザーが製品やサービスを通して得られる体験や経験」のこと。
WEBサイトのコンテンツでいうなら、
あるクエリで検索して記事を読みにやってきてくれた訪問者が
「どれくらい記事を読んでくれたか」
「記事の内容でどれくらい疑問や悩みを解消して満足してくれたか?」
ということになるでしょう。
究極のUXは「ラストクリック」になること
Googleは、その記事のUXを測るために、
「ユーザーがその記事をどこまで読んだか?」
「どれくらいの時間、記事に滞在したか?」
「記事の中のリンクをクリックしたか?」
などを観察して判断していると考えられます。
一般的に「ユーザーの滞在時間が長ければ
その記事の満足度が高い」といわれているんですが
最近の多くのSEO研究者の見解では、
UXでもっとも大切なのは滞在時間ではなく
「ラストクリックになること」だとされています。
「ラストクリック」・・・
ユーザーにとって最後のクリックになるとはどういうことでしょう?
簡単に言えば、ユーザーを検索画面に帰さないこと。
仮に「スイカの美味しい食べ方」というクエリでやってきたユーザーが、
あなたの記事を読んでスイカの美味しい食べ方のすべてを知り
すっかり納得して、検索画面に戻ることなくブラウザを閉じてくれた・・・
これがラストクリックですね。
もし、あなたの記事の内容に満足できず
他の情報を求めて検索画面に戻り、他のサイトを訪問したとなれば、
残念ながらラストクリックの栄光は奪い取られたことになります。
また、こんな例もあります。
あなたの商品紹介の記事にやってきたユーザー、
数行のリード文を読み、その下にある商品LPへの誘導リンクをクリックして、
そのままLPで商品を購入(コンバージョン)した・・・
こんなケースだと本文をほとんど読んでいないので
滞在時間は非常に短いものでしょうが、
ユーザーはあなたの記事によって成約(コンバージョン)まで導かれたので、
これもあなたの記事がラストクリックになった例ですね。
UXの観点から言えば、
ラストクリックになることがユーザーを満足させた証し、
最高の栄誉といえるわけです!
なぜ、これからのSEOにUXが重要なのか?
では、今後の検索エンジン対策、
SEOに取り組むに当たって「UX」を意識することが重要なのか?
この点については
引き続きこちらの記事を読んでみてくださいね!
→ 「UX(ユーザーエクスペリエンス)がSEOで重要になるのはなぜ?